ここでは、小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の申請にあたり、経営計画と補助事業計画(様式1)の作成を進めていきます。
まず、〝経営計画〟というのは、自社の概要や経営状況からコロナ後の社会を想定して、取り組む新しいビジネスあるいは新サービスへの取り組みにつながるもので、〝補助事業計画〟というのは、その新しいビジネスや新サービスの取り組みを補助するもの、つまり〝経営計画〟の新しい取り組みを補助するのが、〝補助事業計画〟だということです。
経営計画と補助事業計画(様式1)は5ページまで作成出来ます。
経営計画
経営計画のつくり方は、経営計画を構成しているパーツに分けて、パーツを一つずつ作っていき、最後にパーツを組み合わせて完成させます。
構成している各パーツは下記になります。
1.自社の事業概要
自社の概要
ここは、自社で行っている事業を簡単に一行で記述。
経営方針
ここは、自社の経営方針を簡単に一行で記述します。
自ら製造・販売・提供している商品やサービス
ここは、自社の提供しているサービス一行で記述。
例:不動産の仲介、不動産の販売など
経営状況
ここは、自社の経営状況を一行で記述。
例:コロナの影響につながるように書く
売上構成
ここは、自社の売上構成を一行で記述。
例:不動産の仲介○%、売買○%、コンサルティング○%
特徴
ここは、自社の特徴を一行で記述。
後の取り組み(この補助金で着手するビジネスモデル)につながるような特徴を書く。
目標
ここは、目標を一行で記述。
売上の推移
ここは、売上の推移をグラフで表現。
抱える課題
ここは、抱える課題を記述。この時、この課題は後の取り組みにつながるように書く。
市場の動向・競合の状況
ここは、市場の動向、競合の状況も後の取り組みにつながるように書く。
▲ここまで0.5ページで収める。
2.新型コロナウイルス感染症の影響・既に取り組んでいる対策
新型コロナウイルス感染症による自社の経営や事業環境への影響
ここに書くのは、コロナで受けたマイナスの影響を自社の視点と業界の視点で書く。
ここでも、後の取り組みにつながるように書く。
現在取り組んでいる対策
ここに書くのが、後の取り組み。
例えば、わたしの例で言うと、これまで対面型の出張パソコンサポートを行ってきたが、コロナで自粛せざるえなくなり、事業継続が出来なくなった。しかし、今後は非対面型で行うことつまり、インターネット経由でリモートで行うことを計画。
そのために、ブログで情報発信を始めたということを図解、画像を織り交ぜて表現している。
▲ここまで1.5ページで収める。
補助事業計画
補助事業計画もつくり方は、構成しているパーツに分けて、パーツを一つずつ作っていき、最後にパーツを組み合わせて完成させます。
構成している各パーツは下記になります。
補助事業名
ここには30文字以内で補助事業名を書きます。
補助事業の内容
新たな取り組み
最初に誰に、どこで、何を、どうやって、幾らでを基準に書きます。
自社の優位性
〝新たな取り組み〟を行う上で(他社に比較して)自社が優位な点を書きます。
実施体制
これは、どのような体制つまり、人員配置や協力企業との関係で実施するのかを書きます。
スケジュール
今回の補助金は2021年01月08日まで遡ることが出来るため、理想は補助金申請後から準備に取り組むスケジュールを組みます。
経費明細
例えば、サイト制作に幾ら、広告に幾ら、商品開発に幾らといった具合に細かく経費を分けます。
資金調達の方法
補助事業にかかる資金はどこから持ってくるのか?を書きます。
一般的なのは銀行借り入れです。
▲ここまで2ページで収める。
補助事業の効果
直接的な効果
ここで一番の効果は売上アップだと思いますが、どのような効果が出てその結果売上がアップしたのか?を具体的に記述します。例えば、わたしの例で言えば、これまでパソコンサポートを行うために客先に出向いていた際の往復の交通費や時間を削減することが出来て、経費削減や移動時間をサービス提供に充てることが可能になり、結果的に売上、利益共にアップするということです。
売上の推移
具体的な売上推移をグラフで記述します。
なお、この項目は新たな取り組みの欄に入れることも出来ます。
間接的な効果
これは、従業員の感染防止につながるとか、社会に与える影響とかそういったことです。
▲ここまで1ページで収める。
以上が、小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の申請にあたり、必須の書類で作成に一番、手間と時間がかかる、経営計画と補助事業計画(様式1)の構成、そのパーツと内容になります。
もちろん、必要な情報をヒヤリングして、作成そのものはわたしが行いますので、ご安心ください。
参考までに下記にわたしが実際に申請した経営計画・補助事業計画をご用意しましたので参考になさってください。
それと、一点お願いがあります。
今回の補助金の申請及びそれに伴う資料作成にあたり、東京商工会議所や小規模事業者持続化補助金事務局、専門家への相談などを行い、上記の構成内容や書き方のコツのような知識を習得してきたのですが、経費がかかっています。
それで、申請書類の作成作業にあたり、先に今回申請で採択されれば受け取れる補助金の100万円の200分の1の5千円だけご負担お願いします。
なお、採択後の経費の使い方等に関しましては、この申請書類の作成のお打ち合わせ時にご相談したいと思っています。